《通院ペース》


施術でどの程度までの症状改善を目標とお考えかにもよりますが…、

 

当院では、1クールで4回の施術を基本としております。(初めての方には、週1の施術1ヶ月間続ける事をお勧めしております)

 

 

その後は、予後を見ながら段階的に通うペースを広げていく提案をしております。

(2週間に1回、3週間に1回、月1回、数か月に1回と)

 

あるレベルまで状態が安定してくると、「症状の頻度」や「強度」が、以前と比べ減ったと実感される方が多いです。

 

 

 

 

※また症状が重い方には、初期の集中施術(週2~3回の通院を1~2週間)を提案する場合もあります。(強要はしません)

 

金銭的な負担を少しでも減らせるように、回数券やお得な定額プランもご用意しております。


▼ホメオスタシス機能(生体恒常性システム)

私達の体には「ホメオスタシス」と言って、外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、体の状態を一定に保つ機能が備わっています。

 

歪みの期間が長いと、脳では歪んでるのが正常な状態と認識されているので、施術で整えてもホメオスタシス機能が働き、徐々に歪みが戻っていきます。

 

ですので初めの内は、楽になったとしても、状態としては不安定なので、症状が再発しやすいままです。

 

 

実際に、慢性期間が長い方ほど、「施術を受けて数日間は調子良かったんだけど、またしばらくしたら症状が戻ってきた」と言うお声を聞きます。

 

 

逆に言うと、施術を積み重ねて、良い状態を脳(体)に覚えさせていくと、ホメオスタシス機能により、良い状態が正常だと認識し、歪みが戻りずらい体へと変わってきます。


すると症状の再発「頻度」や「強度」なども確実に変化していきます。

 

(一般的には、ホメオスタシス機能3ヶ月間続けると、その状態が定着してくると言われています)  

 


▼回復スピード

 

体質年齢などの他にも、「生活環境や生活習慣」、「その時のお体の状態」、「症状の重さ」によっても、回復スピードは変わってきます。 


(例えば、腰痛は短期間で改善しても、別な症状では長くかかる事あります) 

 


▼改善も悪化も、ほとんどのケースでは過程があります。

 

 

状態の悪化は

 「正常」→「違和感」→「初期の痛みや痺れ」→知覚鈍麻(感覚の鈍さ)」↔️「症状の増強」と…、

 

知覚鈍麻と症状再発のループを繰り返しながら慢性化していきます。

 

 

治癒に向かう過程は

「知覚鈍麻」→「強い痛みや痺れ」→「痛みや痺れ」→「違和感」→「正常」と…、

逆の順で改善されていきます。  

 

 

 

 

また自律神経失調症の場合は、日により体調の波も激しく、右肩上がりに改善するのではなく、


良い日と悪い日を繰り返しながら、なだらかに改善していく傾向があります。

 

自律神経やホルモンの中枢は、間脳(脳の中心)にあり、治癒力とも密接に関わっています。

 

自律神経のバランスは1度大きく崩れると、ホメオスタシス機能により、バランスを改善には最低でも半年以上はかかると言われています。 

 


▼施術を受けるタイミング

症状が強くなってから来院される方が多いですが、


痛みなどがでる前(筋肉の張り違和感など感じた時)

に、施術を受けるのをお勧めします。

 

お体のトラブルは、小さいほど解消しやすく、こじれてしまうと治療にかかる期間も長くかかってしまうからです。 


(長い目で考えた場合、症状による苦痛時間と施術にかかる時間と費用の節約にもなると思います)

 


▼ホームケアでの注意点

ご自身のお体の状態に合わない「無理なストレッチや運動」などで、


傷めてる筋肉や関節などのダメージが深くなり、悪化してる方もたまに見受けられます。


嫌な痛みが伴い、翌日以降から痛みが増強した場合は控えましょう。

 


ストレッチは行う姿勢が重要です。崩れた姿勢ではいくら伸ばしても意味がありません。


無理すると、逆に傷める恐れがあります。痛みがでない程度のレベルでストレッチをしましょう。

 

 


 

※体に良い習慣をするよりも…、悪い習慣を減らした方が実は効果的です。

喫煙、暴飲暴食や夜ふかし、ネット依存や目の酷使など)

 


脳や内臓などを酷使している生活習慣を見直す事で、


症状が和らいでいくケースも多くあります。


また生活習慣病などの予防にもなります。